皆さんこんにちは!Theater733へようこそ!
実写映画『約束のネバーランド』、基本的には原作通りにストーリーが進んでいましたが、一部セリフを前倒しにしたり、原作から変更された箇所がありました。
本日は、原作と映画で違う箇所をまとめてまいります。
頑張ってまとめましたので、楽しんで頂けたら嬉しいです♪
※ ここからネタバレになりますのでご注意下さい。
原作との違いを検証!
※ 1回観てまとめていますので、書き逃しや違う点があると思います。気づかれた方はコメント欄よりメッセージ頂けたら嬉しいです。
単行本5巻分の内容を2時間にまとめているため、かなりカットされたシーンや設定がありました。
細かいところは書ききれないため、大きなカット、設定変更のみ記載しています。
エマ・ノーマン・レイの年齢
原作では食用児の出荷満期は12歳でしたが、映画では16歳に変更。
エマがコニーの髪をくくってあげているシーン追加
原作には無いシーンです。
エマ・ノーマン・レイが小さいころに門に行った設定カット
原作1話で小さいころのエマ・ノーマン・レイが門に一度だけ行ったことがある回想が入っていましたが、カットされていました。
「今まで出て行った兄弟から手紙が無い」がノーマンのセリフに
原作1話ではギルダが「今までハウスを出て行った兄弟達 誰一人手紙の一通も寄越しゃしない」と言っていますが、映画ではノーマンのセリフに。
更に「僕は絶対に手紙書くよ」とエマと指切りのシーンが追加。
そして、原作では1話のかなり早い段階で出て来たセリフですが、映画ではコニーの忘れ物のリトルバニーを見つける直前のセリフになっていました。
1話のノーマンとエマの鬼ごっこが無い
無かったような・・・(曖昧)
ですが、レイが「ノーマンにあってエマにないのは戦略」と言う会話は無かったです。
ノーマン以外全員鬼の鬼ごっこカット
原作1話のノーマン以外全員鬼ごっこはカットでした。
リトルバニーをもらった経緯カット
1話でコニーがリトルバニー(ウサギのぬいぐるみ)をママからもらった経緯と「大きくなったらママみたいな”お母さん”になりたい」と言うはセリフカットでした。
忘れもののリトルバニーを見つけた時のメンバー変更
原作では、コニーの忘れ物のリトルバニーを見つけたのはエマとギルダでしたが、映画ではエマとノーマンに。(掃除中なのは変わらず)
エマのテンションも原作では「忘れとるがなーーーー!」とハイテンション?だったのですが、映画ではそこまでではなかったですね。
ノーマンが鍵をヘアピン?で開けるシーンカット
原作では、コニーの忘れ物を届ける時にノーマンがヘアピンみたいなもので鍵を開けていましたが、映画ではカットされていました。(帰って来た時に閉めてた?)
レイがコニーを追いかける2人をベランダから見て涙
原作には無いシーンです。(涙流してましたよね?)
レイの「手ぶら?」セリフなし
原作エマとノーマンがコニーの出荷を見て帰って来た後、レイがリトルバニーを持っていない2人を見て「手ぶら?」と心の声が入るのですが、映画では無し。
ノーマンがエマに普段通りに振る舞うように言ったくだりカット
原作2話で、コニーの出荷を見た後、ノーマンがエマに「いつも通りに振る舞うんだ」と説明しているくだりはカットされていました。
2話まとめて色々カット
多かったのでみだしにせずにまとめます。
・「鉄格子・ご飯・白い服・規則正しい生活。全て商品(わたしたち)の品質(いのち)を保つため。
・何故テストが必要なのか?
・過去の出荷された子たちと次の出荷時期の考察
・逃げ方の検討
・ノーマンの手が震えていたくだり
ロープを作る経緯はマルっとカット
原作ではロープを作るのに物置部屋に侵入し、テーブルクロスを使ってロープを作っていましたが、映画ではロープになったテーブルクロスがスッと出て来ました。
ナイラが行方不明!と言うマルク別人!?
原作では、ちょっとふとっちょのマルクと言う子が「森でナイラとはぐれちゃった!」と泣きながらママに訴えるのですが、映画では全然違う女の子でした。
発信機が耳とすぐわかる
ママが発信機の存在をエマとノーマンに感づかせた時、2人は全員の耳にあるしこりが発信機と断定。
それにより、末っ子「キャロル」(シスタークローネと一緒にハウスに来る)の登場するシーンが全てカットされました。
原作では、発信機のありかはしばらくわからず、エマが新しくハウスに来た最年少「キャロル」の体を確認し、耳に発信機があると確認しました。
※ 発信機は非常に小さく、成長するにつれて取り付け跡も消えてしまうため、ハウスに来たばかりのキャロルであれば、見つけられるとエマが探りを入れました。
また、ハウスでは年長女子(ママ候補)しか最年少児の世話をできないというルールがあるため、キャロルから発信機を見つける役はエマが担当することになりました。
発信機のあれこれ
発信機について原作と映画の違いをまとめます。
・原作では人物まで特定できる発信機かどうか?が懸念されていましたが、映画ではその件については触れらませんでした。(原作でも、映画でも場所はわかるけど誰かはわからない発信機です)
・原作ではママが発信機を確認して初めて位置を知る→ママは常に全員の位置を把握しているわけではない。と言うノーマンの会話もありました。
食用児にテストが必要な理由の説明がノーマンからレイに
原作では3話でノーマンが鬼は発達した脳を食べるからテストが必要(人間の脳は6歳までに90%、12歳までに100%成長すると言われているからフルスコアが12歳)と推測。
映画では、レイからその言葉(鬼は脳を食べる)と語られたような・・・ノーマンを迎えに来た人間からだったような・・・(すいません曖昧)
ハウス内にカメラや盗聴器は無いくだりカット
映画観て、カメラとか盗聴器あったらすぐばれるじゃん!と思っていた方いらっしゃいますか?
原作3話では、ノーマンがハウス中調べてカメラや盗聴器は無かった旨が語られていました。
コニーの絵が外されていなかった
エマがコニーの描いた絵が飾ってあった場所(外されていた)に触れてコニーを思っていたシーン、映画ではコニーの絵は外されずそのままでした。
「あなた達2人昨日門へ行った?」セリフ変更
ママがエマとノーマンが門へ行ってコニーの死を見たのでは?と疑っているシーン。
映画ではママがエマに「あなた昨日門へ行った?」と問いエマは「行ってないよ?規則だし行くわけないじゃん」(正確ではない)と答えていますが、
原作3話ではママはエマとノーマン2人に「あなた達2人昨日門へ行った?」と問いかけ、ノーマンが「?行かないよ。それが規則だし。昼間(きのう)は鬼ごっこに夢中だったもの。ねっ」エマ「そうそう!結局ノーマン捕まえられなんなかったー」と答えています。
「昼間(きのう)は鬼ごっこに夢中」と答えたノーマンの頭の回転の速さに驚いたシーンだったのですが、映画ではカットされていて残念でした・・・
レイがエマとノーマンを不審がっていたシーンカット
原作3話でロープをこそこそ作る2人を備考し説明を求めたレイは「門で何かあったか?間に合わなかったのに手ぶら(リトルバニー持っていなかった)だったし」と2人を〆ますが、映画ではカットされてあっさり2人が経緯を説明していました。
ノーマン「エマが泣いたんだ」のシーン場所変更
原作ではレイに鬼の話をした直後、森の中でノーマンが「エマが泣いたところを始めてみた」と話していましたが、映画ではどこかの部屋?で夜レイとノーマンが話しているシーンに変更されていました。(たぶん(曖昧))
30年前までは本が出版できる世界カット
原作ではレイが本の出版年を見て少なくとも30年前までは人間が本を出版できる世界だった。と推測していますが、映画ではカット。
ハウスより外の世界の話については、原作ではかなり子供たちが推測していたのですが、映画では大人が語って説明していることが多かったです。
原作5話、お手伝いマルっとカット
原作5話ではママがシスタークローネが来るための部屋の準備を年長5人(エマ・ノーマン・レイ・ドン・ギルダ)にお手伝いさせる(脱走の準備を遅らせようとする)のですが、映画ではお手伝いはマルっとカット。いきなりシスタークローネが登場しました。
シスタークローネの影が薄い
いえ、渡辺直美さんの存在感はすごかったです!
原作では、シスタークローネはママの監視が厳しく、隙をついて子供たちと鬼ごっこをした設定になっていましたが、映画ではあっさり鬼ごっこしましょ~♪みたいな感じになっていました。
また、原作ではシスタークローネはあの手この手でヒミツを知ってしまった子供を暴いたり、イザベラの足を引っ張ったりしようとするのですが、映画ではその必死の頑張りが見えてこなかったです。(何目線?)
定時連絡・通信室無し
原作では、ママは隠し部屋の通信室から本部に提示連絡をしていたのですが、映画ではママの部屋から通信機器を使って本部に連絡していました。
併せて、ドンとギルダが通信室に潜り込むシーンくだりはカットに。
シスターとの鬼ごっこでの違う点
こちらも色々あるのでまとめます。
・原作クローネが木をパンチで破壊して追いかけるシーンカット
・映画スーパーボールみたいなものをばらまいて捕まえるシーン追加
・エマが年少2人を抱っこして逃げるシーン、1人に変更
・原作エマ・ノーマン・レイの弱点をクローネが話すシーンカット
・原作「背後はとれる。まずシスター、多殺すことは不可能じゃない」(ノーマン)カット
脱獄決行は10日後カット
原作2巻10話で「脱獄決行は10日後」とノーマンが決めているのですが、映画は脱獄日は決まっていなかったような・・・
フィルが頭いい設定出てこず
原作では、年少児のフィルは頭がいい設定が描かれていましたが、映画ではありませんでした。
ドンとギルダに1回目の説明で真実を
原作では、ドンとギルダには最初はごまかした説明(人身売買)をしていたのですが、映画ではカット。
1回目の説明で最初から鬼の話をしました。(確かに、ごまかした説明から疑心暗鬼でいろんな展開が起きたので原作通りだと2時間では収まらなくなったと思います。)
ノーマンの罠を貼った説明の場所変更
ロープのありかで内通者をあぶりだす時のノーマンの説明。
原作では森の中の回想シーンでしたが、映画ではドンとギルダに真実を話した後、階段で3人(エマ・ノーマン・レイ)で話している設定に変更されていました。
夜中にギルダがシスタークローネを訪問シーンカット
原作11話でエマたちにごまかした説明をされたギルダは夜中にベッドを抜け出してシスタークローネの部屋に行きますが、映画ではこのシーンはカット。
正しく言うと、ギルダがベッドを抜け出して紙を取り出すシーン → ママの部屋にロープのありかが書かれた紙が届くシーンに繋がるのですが、映画ではその後ギルダがシスタークローネの部屋に行ったシーンは無く、なんでベッドを抜け出して紙を取り出していたのかはわからずじまいでした。
ちなみに、ギルダがシスタークローネの部屋に行ったのは、「悩み事があったら何でも話して」と言う誘いを受けたからで、ギルダはハウスの秘密を知ってしまったことを隠し通しました。
ちなみに、映画で同じタイミングでドンが水道で顔(手?)を洗っているシーンがあったのですが、これは原作には無いシーンでした。
内通者がバレるシーン設定変更
内通者がレイとバレたシーン。
映画では森の中でエマ・ノーマン・レイの3人がいましたが、原作では夜寝室でノーマンとレイの2人でした。
併せて、ノーマンとレイの以下内容(会話)はカットに
・ノーマン「我ながら嫌気がさすよ。真っ先にレイを疑った」
・ノーマン「少なくともレイはあの日既に敵(だったし)ママはあの日既に内通者(レイ)を潜らせ”特定”を済ませていた」
・ノーマン「今度は僕のスパイになってよ」
・ノーマン「でも同時にママをも制御してくれてたんじゃないの?スパイの立場から最大限、僕らが即出荷されないように」
・レイ「「全員で逃げる」って。ママ弟妹一人でも抱えときゃ奴ら逃げられないよ」
・レイがスパイの報酬としてハウスには無い物を色々取り寄せてもらっていること。(それらしい表現は有)
・レイ「エマを騙して土壇場で全員連れて行くを諦めろ」
本のフクロウのスタンプを見つけたのがフィルに変更
図書室にあるミネルヴァさんから贈られた本にはフクロウのスタンプが押されており、モールス信号が書かれていることが分かったシーン。
映画ではフィルが本を見つけ来ていましたが、映画ではエマとレイは既にフクロウのスタンプとモールス信号には気づいていました。(エマはフィルに教えてもらったと語っていました)
ミネルヴァさんの特別な2冊カット
原作では、フクロウのモールス信号の意味がわからない2冊(モールスマークが無いとプロミス)が存在しましたが、映画ではその旨語られませんでした。(プロミスはエマが声に出して読んでいました)
シスタークローネの部屋に5人
脱獄計画を立てているのが5人だとバレた後、シスタークローネの部屋に行き外の世界や発信機の情報を聞くシーン。
原作3巻21話では、シスタークローネの部屋に行ったのはエマとノーマンの2人でしたが、映画ではレイ・ドン・ギルダも含めた5人でクローネの部屋へと向かいました。
シスタークローネの部屋での会話内容
ここも違いが多かったのでまとめます
・原作、エマとノーマンが発信機を直接見せてもらった(映画では無かった気が・・・)
・発信機が耳と教えられた後「壊すと通知される」と言う会話内容が映画では無し
・クローネの「壊す方法はない、取り出すか切り落とすか」セリフ映画では無し
・医療用のメスと抗生剤・麻酔が医務室にある会話、映画では無し。(火事のシーンでエマが急にメスを取り出した)
・「シスターの年齢26歳、イザベラ31歳、農園生まれ、農園育ち」。映画ではカット
・外の世界、原作ではシスターは知らない。と言っていましたが、映画では鬼と人間の協定で農園が運営されていることを説明。
・シスターがエマとノーマンに聞いた「~~~(日本語ではない)って知ってる?」のセリフカット。
シスタークローネのガサ入れシーンン変更点
シスターが発信機を壊す装置に存在を知り、探すためにガサ入れをするシーン。
ここも原作と映画で違う点が多いのでまとめます。
・映画ではシスターのガサ入れ中は子供たちがこっそり見ていて、一度確認したフィル?の豚のぬいぐるみの中に装置を隠しましたが、原作ではそんなシーン一切なく、ガサ入れ中は外で遊んでいました。
そのため、原作では豚のぬいぐるみがシスターに取られ、脱獄の証拠が入ってるんじゃ???となるシーンはありませんでした。
・原作にはガサ入れ中のシスターにフィルが近づき「何してるの?」「ちょっと探し物♡」と言う会話がありましたが、カット。
・原作ではレイがシスタークローネに見つかるようにママの秘密を書いた紙を隠しておきますが、映画ではカット。
第4プラントに移動になったシスターはすぐに罠と気づく
ママイザベラから第4プラントに移動になった旨の手紙を渡されたシスター、映画では少しの不信感程度でしたが、原作ではすぐに「こんな急な移動はありえ無い。これは罠だ」と移動の真相に気付いています。
シスタークローネの過去の話カット
原作3巻23話でシスタークローネの生い立ちが少し出てくるのですが、映画ではスパっとカットされていました。
レイがスパイクビになった会話無し
原作では、レイがママからスパイはクビ。と言われていますが、映画ではクビになった旨の会話はありませんでした。
下見強行の心理戦
壁から先の下見に行ったノーマンとエマ。
ママに見つかり、食用児と飼育員として話をする際、原作では、エマとノーマンの頭の中で「下見を強行しても即出荷は無い」と決断する心理戦が描かれているのですが、映画ではカットされていました。
脚を折った後の応急処置無し
原作では、ママがエマの脚を折った後、添え木と包帯で応急処置をしていました。(準備が良かったので予めこうするつもりだったとの記載有り)
映画ではその描写はありませんでした。
ノーマンに1人で逃げるように説得する時の会話
ここも違いが多いので箇条書きに
・原作では農園の飼育方針「① のびのびと健全に育てる ② 秘密は厳守する」と説明。大切なのは発達した脳なので、勉強・運動・愛情が不可欠。だから人間の大人(ママ)を使って、おままごとをして食用児を育てている。
・ノーマン「塀をロープでも登れない高さにされたら」レイ「お前が隠れて梯子でもつくっときゃいいだろ」カット
・ノーマン「発信機をより高性能のものに変えられたら?」レイ「次新たに埋められても場所がわかっているから取り出せばいい」カット
・レイ「(脚を)よし折ろう!けど別に腕でよくね?」カット
3人で医務室の別途に寝ているシーン追加
ノーマンに逃げるように説得した後、映画では医務室のベッドに3人で寝転がっているシーンがありましたが、原作には有りません。
レイの記憶(幼児期健忘が起こらない)についての会話
映画では、レイの記憶が胎児の頃からあったという会話の際、エマとノーマンが「母親の顔」や「門の外の世界」について質問し、レイが答えていましたが、原作では、レイの語りで描かれていました。
ノーマンの「母親の顔は?」にレイが「覚えていない」と答えたのですが、胎児からの記憶があるのに「覚えてない」は違和感が・・・
「見ていない」の方が良かったなぁ。と思いました。(原作では「親の顔なんて知らない」と書かれてました)
壁の登り方
原作では木にロープをくくり、カッコよく壁を登っていたノーマンでしたが、映画では普通にロープを使ってよじ登ってました。
レイがノーマンの見送りに来なかった
原作では、ノーマンの出荷時にレイは見送りに来ませんでしたが、映画では見送りの場所にいました。
ノーマンの帽子
原作では、「時間よノーマン」と言ってママがノーマンに帽子をかぶせましたが、映画ではノーマンが自分でかぶってました。
ママのセリフ「次騒ぎ立てたら殺すわよ」カット
原作で何とかしてノーマンを逃そうと騒ぎを起こしたエマにママがセリフ。
物騒なのでカットされたのでしょうか・・・
ノーマンの前に現れた人間(松坂桃李さん)のシーン追加
ノーマンが門に行った際に松坂桃李さん演じる人間の男に会うシーンは原作ではもっと後で描かれており、原作通りだとこのシーンは、ノーマンが誰かに会って「え」と言っているイラストで終わっていました。
映画では、鬼との協定で食用児が必要なこと、食用児たちを助けようとする人が外の世界にいることが語られていました。
エマとレイの喪失感が少なかった
ノーマンが行ってしまった後、エマとレイは諦めたように振る舞いますが、原作ではかなりやつれている描かれ方をしていたのですが、映画はそこまでで憔悴していた印象は感じませんでした。
エマが耳を切り落としたシーンカット
原作では、エマが自分の耳を切り落として逃げますが、映画ではその表現はありませんでした。(耳を怪我している描写はあったので、発信機だけを取り出したのか、耳を切り落としたのかは不明)
ノーマンの手紙が枕の下に
映画では、エマの寝ていた医務室のベッドの枕の下にノーマンからの手紙(脱獄計画)とボールペンが置かれていましたが、原作では、ロープを隠していた場所と同じところに隠されていました。
他4つのプラント全ての子どもを助ける
ハウスを脱獄する時のエマの決意です。
映画では描かれていませんでした。
脱獄の壁の上ノーマンの幻想無し
子供たちが次々と対岸に渡る姿を見たレイの前にノーマンの姿(幻想)が。
「エマだからみんな信じて付いて来てくれたんだ」と言う会話は映画ではカットされていました。
ママとエマの最後の会話
映画では、壁から対岸の森に渡ろうとするエマに追いついたママが「渡るならロープを切るわ」と最後の対峙がありましたが、原作(5巻36話)ではママは間に合わず、全員が森へ渡り終わって切り離されたロープを見つけるシーンが描かれています。
そして、「ただ普通に愛せたらよかった」「行ってらっしゃい、気を付けてね」「願わくば、その先に光がありますように」と続きます。
ママの過去の話カット
原作では5巻37話にハウスで生活していた子供の頃のママイザベラのストーリーがあるのですが、映画ではカット。
レスリーと言う友達がいたことはママのセリフに。
壁に上って逃げられないと絶望したことは回想シーンで少し描かれていました。
レイが口ずさんだ子守歌のシーン
映画では、レイが口ずさんでいた子守歌(イザベラの親友レスリーが作った歌で2人しか知らず、イザベラも妊娠中にしか歌っていない。)を聞いたイザベラが「レイ、あなたその歌どこで・・・」と聞くと、レイが「ママ、この歌知ってるの?」と聞き返し、イザベラは「知らないわ」と答えます。
原作では「レイ、あなたその歌どこで・・・」の後描写が無く、「ねぇ・・・なぜ俺を産んだの?お母さん(ママ)」と言うセリフが付けられています。
その後「”私が生き延びるため”よ」と続きます。
ボールペンからフクロウが飛び立つシーン追加
映画の最後、ボールペンを開くとミネルヴァのフクロウが表示され、最後に飛び立って終わりました。
原作では、フクロウが飛んでいくシーンは無く、この後ボールペンのヒントを頼りにお話が進んで行きます。
以上で原作と映画の違いまとめになります。
総合として、基本的には原作に忠実で、時間に入り切らなかったシーンはカット。
最後のママとエマが向き合うシーンだけ映画オリジナル。と言う感じです。
映像化は原作とは違う方がいい!と言う方も十分楽しめる作品だと思います。
かなりの長文になりましたが、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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作品情報
タイトル
約束のネバーランド
(やくそくのねばーらんど)
予告
引用:東宝MOVIEチャンネル
公開日
2020年12月18日(金)
あらすじ
自然の中に建てられた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」。
そこで暮らす子どもたちは、母親代わりの優しいイザベラを「ママ」と呼んで慕い、いつか里親に引き取られる日を待ちわびている。年長者のエマ、レイ、ノーマンも、外の世界で待つ幸せな暮らしを信じていた。
ある日、里親が見つかり孤児院を去ることになったコニーを見送ったエマとノーマンは、彼女が大切にしていた人形を忘れて行ったことに気づく。
コニーに人形を届けるため、近づくことを固く禁じられていた「門」へ向かった2人は、そこで無残にも命を奪われ、食料として出荷されるコニーの姿を目撃する。
彼らが楽園だと信じていた孤児院は、実は「鬼に献上する食用児を育てる農園」で、ママは「最上級の食用児を育てる飼育監」だったのだ。
全てが偽りだったと気づいたエマたちは、孤児全員を引き連れた無謀ともいえる脱獄計画に乗り出す。
引用:映画ドットコム
キャスト
☆ エマ:浜辺美波
「映画 賭ケグルイPart2(仮題)」(2021年5月公開予定) / 「名探偵コナン 緋色の弾丸(声の出演)」(2021年4月16日公開予定) / 「映像研には手を出すな!」(2020年)
☆ レイ:城桧吏
「都会(まち)のトム&ソーヤ」(2021年公開予定) / 「HOKUSAI」(2021年5月公開予定) / 「万引き家族」(2018年)
☆ ノーマン:板垣李光人
「ツナガレラジオ 僕らの雨降Days」(2021年2月11日公開予定) / 「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」(2020年) / 「最後の命」(2014年)
☆ クローネ:渡辺直美
「劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前・後編(声の出演)」(2021年) / 「新解釈・三國志」(2020年) / 「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年)
☆ イザベラ:北川景子
「キネマの神様」(2021年4月16日公開予定) / 「ファーストラヴ」(2021年2月11日公開予定) / 「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」(2020年)
スタッフ
☆ 原作:白井カイウ
☆ 原作:出水ぽすか
☆ 監督:平川雄一朗
「耳をすませば」(公開日未定) / 「記憶屋 あなたを忘れない(監督・脚本)」(2020年) / 「春待つ僕ら」(2018年)
☆ 脚本:後藤法子
「僕だけがいない街」(2016年) / 「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」(2014年) / 「神様のカルテ」シリーズ
☆ 撮影:今村圭佑
「ヤクザと家族 The Family」(2021年1月29日公開予定) / 「サヨナラまでの30分」(2020年) / 「新聞記者」(2019年)
☆ 美術:清水剛
「奥様は、取り扱い注意」(2021年3月19日公開予定) / 「空に住む」(2020年) / 「みをつくし料理帖」(2020年)
☆ スタイリスト:百瀬豪
☆ ヘアメイク:山田みずき
「お前ら全員めんどくさい!」(2019年) / 「みんな好いとうと♪」(2016年)
☆ ヘアメイク:高桑里圭
「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」(2019年) / 「からっぽ(2012)」(2012年)
☆ 音楽:得田真裕
「奥様は、取り扱い注意」(2021年3月19日公開予定) / 「センセイ君主」(2018年) / 「ラストコップ THE MOVIE」(2017年)
☆ 主題歌:ずっと真夜中でいいのに。「正しくなれない」
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